植木外科クリニック | ブログ

[福岡市中央区]外科・胃腸科・消化器科・呼吸器科・肛門科(内視鏡下手術、内視鏡治療、日帰り手術、メタボリック症候群)

UEKI CLINIC

受動喫煙

禁煙のすすめ

2011年2月22日

わが国では、法律によるバックアップで禁煙化の流れが進んでいます。

国民健康づくり運動として「健康日本21」、国民の健康づくりと疾病予防を積極的に推進するために「健康増進法」が施行されました。これは受動喫煙の防止を図るための法律で、学校、病院、百貨店、飲食店、事務所といった公共の施設においては、その管理者が受動喫煙の防止のための措置を行うことが必要と定められています。この法律をきっかけに、全国の学校や病院、官公庁などの公共施設などでの禁煙化が進むこととなりました。

―【健康増進法】第5章第2節 受動喫煙の防止―

 「第二十五条 学校、体育館、病院、劇場、観覧場、集会場、百貨店、事務所、官公庁施設、飲食店その他多数のものが利用する施設を管理する者は、これらを利用する者について、受動喫煙(室内又はこれに準ずる環境において、他人のたばこの煙を吸わされることをいう。)を防止するために必要な措置を講ずるように努めなければならない。」

受動喫煙の害

2011年2月13日

受動喫煙とは非喫煙者がタバコの煙を吸わされることで、喫煙者だけでなく周りの人々にも健康に害を及ぼすことになります。

受動喫煙は、短時間でも頭痛、頻脈、皮膚温低下、血圧上昇がおきます。血がかたまりやすくなり、動脈が硬く細くなって、心筋梗塞を起こしやすくなります。よって非喫煙者が喫煙室にはいると、目やのどの痛み、息苦しさ、動悸、めまい、頭痛、寒気などの症状が現れます。

また、親の喫煙の影響はこどもの命とすこやかな発達をむしばむことにつながります。

こどもは、おなかの中にいる胎児のうちからタバコの影響を受けます。こどもがほしいと思ったときから、両親だけでなく家族、友人、全員に禁煙を呼びかけましょう。親の喫煙による低体重出生や気管支喘息などで毎年数十万人のこどもが苦しめられています。こどもたちは自分の意志で煙から逃げられません。こどもたちに受動喫煙させることは虐待行為です。

さらに受動喫煙は、非喫煙者にもセキ・タン・息ぎれ、気管支喘息、慢性気管支炎を起こさせます。家庭や職場が禁煙になれば、非喫煙者の呼吸器症状や気管支の病気は大幅に減ります。

受動喫煙者の数%が最終的に受動喫煙で死亡すると言われ、毎年アメリカで数万人、日本で1万人が受動喫煙死しています。がん、心筋梗塞、脳卒中の三大死因が受動喫煙によって2~8割増えるとみられてます。