タバコの害について
2011年1月25日喫煙は「防ぎうる病気の原因の最大のもの」と言われていて、WHOによれば世界で喫煙による死亡者は年間490万人にのぼり、わが国でも11万人以上が喫煙関連の病気で死亡していると言われます。
喫煙で摂取される量のニコチンには、脈拍を増やし血圧をあげる作用があります。また禁煙は一般に難しいものですが、それはニコチンのもつ依存性が原因です。
喫煙に関連する病気はさまざまありますが、おもなものとしては、「がん」「呼吸器疾患」「動脈硬化」の促進があげられます。
肺がんで死亡するリスクは、喫煙者は非喫煙者にくらべ、男性では4.5倍、女性では2.3倍高くなります。また男性の場合、喉頭がんで死亡するリスクが32.5倍という結果が出ています。ほかにも食道がん、膀胱がんなど、いろいろながんになりやすいのです。
肺の働きは加齢とともに低下しますが、喫煙者ではそれがより急速になります。喫煙者はいつもセキ払いをし、慢性気管支炎といわれる状態にあります。また慢性閉塞性肺疾患にかかりやすく、その結果、息がきれ、慢性呼吸不全という酸素不足状態になります。さらに、喫煙すると気管支喘息を悪化させ、肺炎や肺結核などにかかりやすくさせることが知られています。
喫煙は動脈硬化のため動脈がつまりやすく、虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)、脳梗塞など重大な病気になります。また胃や十二指腸潰瘍、歯周病になりやすく、妊娠中に喫煙すると流産、早産、新生児死亡などの確率が高まります。


