胆石の手術の流れ
2011年2月6日CT検査や腹部超音波で胆石が見つかった場合痛みがあったり、腹部に違和感を感じる方、また胆嚢壁が厚くなっている方は手術をする方向で検査がすすめられます。
まず胆嚢・胆道の形態や機能を確認するための検査が行われます。
造影剤を30分~40分かけて静脈に点滴します。
点滴終了後、胆嚢・胆道がよく写し出されるまで30分間隔程度でレントゲンをとります。
ただし喘息やアレルギーのある方はこの検査はできませんので、MRCP(MRで腹部の撮影)を受けていただく場合もあります。
そして手術はほとんど腹腔鏡下胆嚢摘出術で行われます。
麻酔は全身麻酔ですので、当クリニックでは麻酔専門医により麻酔がかけられます。
そして臍部に開けた小さな穴からお腹の中に内視鏡(腹腔鏡)を入れ、上腹部に挿入した何本かの細いチューブを通して、電気メスなどを使って胆のうを切除します。
切除した胆嚢は臍部の小さな傷から取り出します。
胆嚢の働きは胆汁の貯蔵にあります。胆嚢は必要に応じて収縮し、この胆汁を胆汁の流れ道(総胆管)を通して十二指腸へ送り出し食物の消化を助けます。特に脂肪の消化に欠かせない液ですが、胆嚢がなくなっても胆汁は肝臓で作られていますので、胆汁の分泌には問題はありません。しかし脂肪分を食べ過ぎた時など胆汁の分泌が追いつかなくて下痢することがあるといわれています。
しかし患者さんのほとんどがこの影響より、いつ痛みが来るかわからないというストレスから解放されてよかったとか、上腹部の圧迫感、背中にかけての鈍痛やこりがなくなってよかったということを言われます。


